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閉塞感
20080111083117
~人生最悪の失敗。今、初めてすべてを明かす~
わが告白・総理辞任の真相
【独占手記】安倍晋三

文芸春秋の見出しに刺激的な活字が踊る。
あんなグズグズのボンクラでも、辞めてほとぼりが冷めれば一端の「首相経験者」扱い。
この厚かましさは親分森喜朗譲りなのだろうか。
あのカボチャもよくぬけぬけと、と思っていたのだが、このお坊ちゃんほどの不快感ではない。

次いで福田で、このあとは麻生だろうか。
「福田首相」と見聞きして、まず第一に思い浮かぶのは「第67代内閣総理大臣の福田赳夫」の方で、「康夫のほう」は言われてみればああそうだったといったカンジ。
ただコイツらは同じ名字を名乗っているから気になるだけで、麻生だって理屈は同じコト。

海の向こうのアメリカでは次の大統領選びが話題になっているらしいが、共和党より支持率が若干高い民主党の候補が、どうやら次の大統領になるらしい。
その民主党の候補は、ハーフとはいえ「白人ではない」オバマ氏か、初の「女性大統領」ヒラリー氏かといったトコロ。
「鉄の女」なんて言われているが…

ブッシュ⇒クリントン⇒ブッシュ

と来て、また「クリントン」でいいのだろうか。
アメリカ国民はそれで、本当にいいのだろうか。
ブッシュは親子だけどクリントンは夫婦で、ヒラリー・クリントンにはヒラリー・クリントンなりの政治信条があり、活動実績があっての大統領候補だ、と言われたトコロで、ある特定の一族に複数回、多年に渡って「国の舵取り」を任せる危険性については問題視しないのだろうか。

まあアメリカについては、2回目のブッシュが利権という利権を全て貪った感があるので、次に残されているのは修復という名の後始末。
2回目のクリントンになったとしても、今以上に悪くなるコトはないだろう。
「悪くても現状」といったトコロか。

日本については…
世襲批判をされようとも、「国会議員の家系」という特権階級はもう間違いなく存在する。
その所以には、担げれば誰でも構わない支持団体の意向も強いのだろうが、政治資金管理団体の継承に相続税が掛からないという構造的なものが大きいだろう。
「入り」と、今後「出」も厳しく管理されるであろう政治家の懐勘定において、もう既に充分膨れているトコロからスタート、が相手ではハンデ戦にもほどがあると言うものだ。

それが分かっているのであれば、小泉チルドレンと呼ばれる一年生議員がやるべきコトは決まっていて、今さら「党の公認候補になれない」とか「比例単独で名簿に載れない」とかで騒いでいる時点でアウトだろう。
国会議員の世襲化が進む中で、「劇場型選挙」という風で既得権層への仲間入りのチャンスを掴んでおきながら、みすみす棒に振ってしまったもったいなさ。
悔やむなら、制度の閉鎖性でなく自らの戦略ミスを恨めと嘲笑しながら、やっぱりある特定の一族に国政を複数回、多年に渡って任せる危険性について考えている。

この顔は、そんなワタシを嘲笑うカオに見えてならないのだが。
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【2008/01/11 08:31 】 | FP | コメント(0) | トラックバック(1) | page top↑
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